少し前のことですが、立山連峰の木道を歩いていた時のこと、靴のつま先が引っ掛かり、よろけて足を出したところに木道がありませんでした。すぐ下に土があってよかったのですが、漫画のようにバッタリと転倒しました。人生初のちゃんとした転倒でした。ショックでした。わたしが?てんとう?マジで?という感覚。こうして自分の状況を知るのです。
老人の定義は65歳以上ですが、65-79歳では死因のベスト5までに不慮の事故は入っています。電球を変える、高いところのものを取る、枝の剪定など脚立からの転落が多くなっています。これは骨折に至らずとも捻挫や筋肉の断裂を引き起こします。
ということで言いたくないし聞きたくないですが「歳のせい」です。ご自身の筋力低下を認め、筋肉の強化をいたしましょう。ジムへ通ったり自宅で筋トレができる方は問題ありませんが、それができなかったりしたくなかったりする方は、体をほぐしてリハビリを行うためにお越しくださいませ。
あ、
足首の捻挫についてですが、また私の話になりますが、京都の銀閣寺からの帰り道に些細な段差で左足の甲が地面についたのではないかと思えるほどのひねりを起こしました。激烈な痛みから寒気がおこる経験は初めてでした。冷やしたり薬を使ったりで歩けるようになったので良しとしましたが、後々柔道整復師さんに診てもらったところ「関節が緩い」そうです。簡単に裏返って捻挫癖がついているぞと。確かに捻挫しやすいです。強い捻挫の場合は骨折がなくとも最初の段階で固定をした方がよいことを身をもって知りました。医者って、だめですね(*_*)
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