骨密度検査について 骨粗鬆症は早期の治療が重要!!

まずは健康状態の把握が重要となります!

医師から様々な生活習慣に関しての質問を行っています。現在気になっている症状に関すること以外にも、閉経時期や病歴、食事や運動、生活習慣に関することなど様々ですが、これらは診断する上で大切な手がかりとなります。

「骨密度」は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。 骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。 骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。有効な検査として、DXA(デキサ法)があります。

DXA(デキサ)法

当院ではエネルギーの低い2種類のX線を使って測定。全身のほとんどの骨を測ることができます。 一般的に腰の骨(腰椎)や脚のつけ根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測して表わされます。

以下の内容も重要です。

【レントゲン検査】
主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨折や変形の有無、骨粗しょう化※の有無を確認します。骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。

【血液・尿検査】
骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速度を知ることができます。骨代謝マーカーは血液検査、尿検査によって測定されます。骨吸収を示す骨代謝マーカーの高い人は骨密度の低下速度が速いことから、骨密度の値にかかわらず骨折の危険性が高くなっています。 この検査は、骨粗しょう症を他の病気と区別するためにも行われます。

【骨粗しょう症の診断】

骨粗しょう症は主に骨密度と骨折の有無によって診断されます。骨折は本人が自覚していない脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折※の場合もあり、診断のためにはレントゲン検査が必要になることのあります。
※脆弱性骨折:転倒、もしくはそれ以下のわずかな外力で生じた骨折

脆弱性骨折がある場合

  • 背骨(椎体)、または脚の付け根(大腿骨近位部)の骨折
  • その他の脆弱性骨折があり、骨密度がYAMの80%未満

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