痛風は、尿酸値が高まることによって関節に尿酸結晶がたまり、急激な炎症を引き起こす疾患です。特に足の親指の付け根などが痛み、赤く腫れることがあります。痛風の発作は突然やってきて、非常に痛みを伴うため、早期の対策が重要です。
痛風の原因の一つが食事です。プリン体を多く含む食品(肉や魚、内臓など)の摂り過ぎが尿酸値の上昇を引き起こすことがあります。また、遺伝的な要因やアルコールの摂取、肥満などもリスク因子とされています。
対策としてはまず、食事の見直しです。プリン体を多く含む食品を適度に摂ることや、バランスの取れた食事が大切です。また、水分を十分に摂ることで尿酸の排泄を助けることができます。アルコールの摂取は控えめにし、適度な運動も取り入れましょう。
【痛風に処方されるケースが多い漢方薬】
越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)
関節の腫れや熱っぽさが強く出ている時期に用いられる漢方薬
茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)
当帰拈痛湯(とうきねんつうとう)
関節の腫れや熱っぽさ、発赤などが顕著に出ているときに用いられる漢方薬
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