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2月〜3月、花粉症の症状が出始める時期。
病院で「小青竜湯を出しますね」と言われたけれど、
「それってどんな薬?」
「漢方って合う合わないがあるって聞いたけど…」
そんな疑問や不安を持つ方も多いはずです。
小青竜湯は、確かに花粉症・アレルギー性鼻炎の代表的な漢方ですが、「誰にでも効く万能薬」ではありません。
体質によっては合わない場合もあるため、“自分に合うかどうか”を見極めて使うことが大切です。

小青竜湯は、鼻水やくしゃみ、咳などのアレルギー症状を鎮める処方として、古くから使われている漢方薬です。
特に、以下のような状態に向いています。
- サラサラした水のような鼻水が出る
- くしゃみが連発する
- 体が冷えやすい
- 朝や気温差のある場面で症状が出やすい
- 温めると症状が軽くなる
漢方では、このような状態を「水毒(水分代謝の乱れ)」と呼び、体内に余分な水分が停滞することで症状が悪化すると考えます。
小青竜湯はこの水の巡りを整えることで、アレルギー症状をやわらげる効果が期待できます。
小青竜湯が効果を発揮しやすいのは、次のような方です。
- 鼻水が透明で水っぽい(粘り気がない)
- くしゃみが止まらない
- 気温差や湿気で鼻水・咳が出る
- 朝起きたときが特につらい
- 手足が冷えやすい、寒がり
- 湿度が高い季節に喘息気味になる
このような体質は、体内に冷えや余分な水分がたまっているタイプで、小青竜湯の「水をさばく」「冷えをとる」作用がぴったり合います。
逆に、次のような症状・体質の方には小青竜湯は不向きな場合があります。
- 鼻水が黄色く粘り気がある(炎症を伴っている)
- 口やのどが乾きやすい
- 体がほてりやすく、汗をかきやすい
- 舌が赤く乾いている(熱がこもっている状態)
- 胃腸が弱く、下痢しやすい
- めまいやふらつきがある
これらの症状は、熱がこもっていたり、潤い不足の体質(陰虚)の可能性があり、小青竜湯のような水を排出する処方は逆効果になることがあります。
最近では市販でも小青竜湯が手に入るようになっていますが、自己判断での長期服用はリスクもあります。
特に次のような方は注意が必要です。
- 高血圧、心疾患、腎疾患がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 他の薬を服用している方(相互作用の可能性あり)
漢方薬といえど、体質に合わなければ副作用を起こすこともあるため、できるだけ医師の判断を受けたうえでの服用が安心です。
小青竜湯の効果をしっかり引き出すためには、日常生活でも「水の巡りを整える」意識が大切です。
例えば、こんなセルフケアが効果的です。
- 首・手首・足首を冷やさない
- 湯船に浸かってしっかり汗をかく
- 冷たい飲み物・生野菜は控えめに
- 温かいお茶、汁物、発汗する食材をとる
▼おすすめストレッチ

花粉症やアレルギーの季節に、小青竜湯は有力な選択肢のひとつです。
しかし、漢方薬は「効く・効かない」ではなく「合う・合わない」がとても重要です。
当院では、
- 小青竜湯が合うかどうかの体質診断
- 他の漢方との併用や切り替えのご提案
- 花粉症全体の体質改善
- 西洋薬との併用相談(眠気の問題など)
といった形で、一人ひとりに合った漢方治療を丁寧に行っています。
毎年、花粉症に悩まされている方、なるべく薬に頼りたくない方、体質改善で花粉症をラクにしたい方。
小青竜湯が合うかどうかも含めて、ぜひ一度、漢方内科でご相談ください。
板橋区ときわ台の漢方内科クリニックでは、女性医師が在籍し、初めての方にも丁寧にご説明いたします。
予約制でお待たせせずにご案内可能です。お気軽にご相談ください。
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整形外科(リハビリ)・内科・漢方内科・皮膚科
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