春になると、なぜか眠い・だるい…それは“怠け”ではなく、体からのサインかもしれません

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季節のあるある|いくら寝てもスッキリしない春

「春になると朝起きづらい」
「昼間もぼーっとして、やる気が出ない」
「花粉のせい?年齢のせい?」

毎年この時期になると、眠気やだるさを感じる方が増えてきます。
特に40〜60代の女性は、更年期や自律神経の変化も重なり、
“なんとなく不調”が長引きやすい季節でもあります。

でもそれは、気のせいでも怠けでもありません。
東洋医学では、春特有の体の変化として説明できます。

Point|春は「肝(かん)」が高ぶる季節

東洋医学では、春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節と考えます。

この“肝”とは、解剖学的な肝臓そのものではなく、
自律神経や感情、血流のコントロールを司る働きを指します。

春は気温差や気圧変動が大きく、
体はその変化に適応しようとエネルギーを使います。

その結果、

・自律神経が乱れる
・血流が不安定になる
・気(エネルギー)の巡りが滞る

こうした変化が起こり、眠気やだるさとして現れるのです。

春の眠気・だるさの東洋医学的タイプ

春に不調が出やすい方は、主に次の3タイプに分けられます。

① 気虚タイプ(エネルギー不足)

・疲れやすい
・朝起きられない
・食欲が不安定
・風邪をひきやすい

体力やエネルギーが不足しているため、
春の変化についていけず、だるさが強く出ます。

② 肝気鬱結タイプ(ストレス型)

・イライラする
・気分が落ち込みやすい
・のどの詰まり感
・眠りが浅い

気の巡りが滞り、自律神経が乱れている状態です。

③ 水滞タイプ(むくみ・重だるさ)

・頭が重い
・体がむくむ
・雨の日に調子が悪い
・鼻炎や花粉症もある

体の余分な水分が停滞し、だるさを感じやすくなります。

春の不調に使われる代表的な漢方薬

※体質により処方は異なります。必ず医師の診察を受けてください。

● 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
気虚タイプに。エネルギー不足を補い、だるさを改善。

● 加味逍遥散(かみしょうようさん)
ストレス・イライラ・更年期のゆらぎに。春の“肝”を整える。

● 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
めまい・頭重感・水滞タイプに。

● 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
のどの詰まり・不安感を伴うタイプに。

漢方は「眠気止め」ではなく、
体のバランスを整えて“自然に元気が出る状態”へ導く治療です。

 

自分でできる対処法|春は“巡らせる”ことが大切

春の眠気対策には、無理な運動よりも、
呼吸・血流・自律神経を整える習慣が効果的です。

春のだるさ改善ポイント

・朝日を浴びる(体内時計をリセット)
・白湯を飲んで内臓を温める
・冷たい飲食を控える
・夜更かしをしない
・軽いストレッチを習慣にする

おすすめストレッチ|春の巡りを整える

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばす
  2. 両手を上に伸ばして背中をぐーっと伸ばす
  3. 胸を開いて深呼吸
  4. 首を左右にゆっくり倒す
  5. お腹に手を当て、ゆっくり腹式呼吸

この動きは、肝の高ぶりを抑え、自律神経を整える助けになります。

春の不調を「年齢のせい」にしないで

「春はいつも調子が悪い」
「更年期と重なってつらい」
「気力がわかない自分が嫌になる」

そんなときは、無理をしなくて大丈夫です。

板橋区ときわ台の漢方内科では、
季節と体質に合わせた漢方治療で、
“自然に整う体”を目指すサポートを行っています。

眠気・だるさ・気分の落ち込み。
小さなサインのうちに整えることで、春を軽やかに過ごせます。

お気軽にご相談ください。

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