いわゆるコレステロールが高いとか、LDLコレステロールは悪玉だとかで薬が出されるでございましょう。悪玉コレステロールが高いから下げなければならない! 薬を飲まないと危険だ! ということで多くの方が服用されています。
この問題はどこでしょう?
動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクが高まるからだと説明されます。値が高いから下げておけば良いという発想ですが、どのような仕組みで動脈硬化が進行するのかが問題です。
それは酸化現象です。
長年行ってきた講座の中に「高コレステロール血症」がありますが、お話には90分かかります。生活習慣を改めることも大切です。ただ、状況によりましてはお薬で数値を下げておくことが悪いことではありません。その為にも先ずは現状を知っておくことが大切になります。
胸部X線でも大まかには分かりますし、頚部超音波ですと更に分かります。漫然とお薬を飲み続けていくのではなく、先ずは検査をしてみませんか?
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