腰の痛み(ぎっくり腰)

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現代人の多くは程度の差はあれ腰痛持ちになっています。デスクワークが増えたことも1つの要因です。怒りが腰痛を引き起こすとおっしゃる方もおられますが、基本的に腰痛を起こす原因として、腰椎や椎間板による構造的な問題と、腰周辺の筋肉を主体とする支持的な問題に大別されます。

構造的問題

加齢による腰椎の変形、骨粗鬆症による圧迫骨折、脊椎管狭窄、椎間板ヘルニア、がんの骨転移など原因は多岐に及びます。先ずはレントゲンによる変形の有無を確認致しましょう。必要に応じて腰部MRI検査の依頼を別の医療機関へ依頼致します。

【ヘリカルCT、1.5テスラMRI】
検査の依頼は以前勤めておりました朝霞厚生病院(朝霞台駅から徒歩約5分)が早くて便利です。必要に応じてご紹介致します。他の医療機関をご希望される方にもお応えいたします。

  • 朝霞厚生病院:朝霞台駅(東武東上線/武蔵野線)
    • 東武東上線:ときわ台→上板橋→東武練馬→下赤塚→成増→和光市→朝霞→朝霞台[約16分乗車]
支持的問題

諸検査で異常が見られない場合で、原因の多くはデスクワークのように同じ姿勢をとり続けている(私だ!)、運動不足、ストレス、冷えなどによります。ぎっくり腰もこの範疇に入るでしょう。

ぎっくり腰といえば、2021年3月に人生最大の激痛に見舞われました。未明のベッド上で突如の激痛、痛みが和らぐ体制をとることすらできず、小さな爆弾が腰内部で爆裂するかのような激痛にのたうち回りました。立つことが不可能なだけではなく、這うことすらもできず、支えられて立っても一歩たりとも動けない。ド根性でトイレに行くまで30分、しかしベッドへ帰ることは叶わず断念。車椅子を調達し、介護タクシーを呼び、整形外科へ向かいました。レントゲンでは異常なく、周囲組織の炎症によると診断され、ステロイド注射を受けました。翌日も行い、家内の生活は可能となりました。つくづくトイレに行けることの喜びを感じました。現代医療も急場の凌ぎには非常に役立ちます。

という訳で、レントゲンで構造的な異常の有無を確認しまして、問題なければステロイド点滴を行います。体重を支えられなければ腰部をサポートする装具もご利用頂けます。慢性期に入りましたらスーパートラックによる牽引を行ったり、ウォーターベッド型マッサージ器アクアタイザーを併用したりいたしましょう。

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