スマートフォンの普及によりストレートネック(通称:スマホ首)の方が増えています。首の骨は軽く前に湾曲しているのですが、ずっと下を向いた状態から湾曲が失われ、真っ直ぐになっているのです。
真っ直ぐ、上等!
と思いがちですが、頸椎(首の骨)〜胸椎(肋骨が付く骨)〜腰椎(腰の骨)は前後にS字状にたわんでいるのが健全なのです。頸椎は前に曲がり、胸椎は後ろに曲がり、腰椎はまた前に曲がり、絶妙なバランスにより人体はちょくりつして重たい頭部を支えています。
その頸椎が真っ直ぐになり、重たい頭をちゃんと支えられなくなってしまったのです。支えられない分、誰が補うのかというと、首の筋肉です。小柄な方でも頭蓋骨は5kgを超えます。想像してみてください。5kgの米袋を斜めに持ち続けられる時間は何分でしょうか。それよりも重たい頭を一日中支え続ける首の筋肉の身にもなって考えましょう。
そりゃあ、無理だわ
そんなこんなで首の筋肉は硬くなり、肩周囲の筋肉にも影響は及び、首や肩の痛みとして表面化することとなるのです。それは時に頭痛となります。
ほぐしましょう
年齢を重ねますと骨の変形や椎間板の劣化変形が起こりますので、レントゲンで検査をした方が良いと思います。その上でほぐしましょう。その為の設備はございますので、お気軽にお越しください。