症状
足底線維腫症とは、足の裏に良性の腫瘍(しこり)ができる疾患です。足を反らすと土踏まずの部分に硬い出っ張りやしこりのようなものが見られることが特徴です。
初期は小さくあまり気にならない程度で本人が気づいてから数ヵ月、数年掛かって徐々に大きくなります。
初期は症状がありませんが、大きくなると体重をかけた時にしこりが圧迫され、疼痛や歩行に支障がでる場合があります。
原因
発生する原因には、はっきりとした定説がありません。
しかし足底腱膜への微小な繰り返し刺激や感染が一因ではないかとされています。
扁平足の方は負担が多くかかり、腫瘤が大きくなる場合があります。
治療
無症状の場合
初期の段階で腫瘤も小さく、痛みを伴わない場合があります
その場合は治療を必要とせず経過観察となります。
痛みがある場合
- 薬物療法;疼痛緩和を目的とした鎮痛剤の内服やステロイド注射
- インソール(中敷き)の使用;靴の中にインソールを入れて、圧力を分散します。
- 手術療法;腫瘤が大きく痛みを伴う場合や歩行に支障をきたす場合は手術により切除する場合もあります。
しかし再発も多くみられます。
痛みが続く時や何度も繰り返す場合、また軽度でも腫れがある場合は、整形外科の受診をお勧めします。
クリニック名 | ときわ台ときわ通りクリニック |
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