骨折後の治療では、整復、固定とともにリハビリテーションが大きな柱となります。リハビリの開始が遅れると筋肉や関節の機能が十分に回復しないどころか、二次的な症状が発生する可能性があります。
重要な事は、骨折部の安静を保ちながら、それ以外の部位は早期から動かすことによって、骨折部の血行もよくなり、骨の癒合が促されるとされています。特に高齢者の場合は動かさない期間がながくなることによって、動かさないことによる筋力低下やむくみが発生するため、早期からリハビリを行うことが重要です。
当院では、むくみを取るために物理療法を行ったり、動かしにくい筋肉を動かす作用がある機械を使用したりします。併せてむくみや筋肉のこわばりを取ったり、関節の可動域を広げる方法を指導します。また、状況に応じて漢方薬を含めた内服薬などを一緒に処方することもあります。
■診療の際はリハビリテーション迄お問合せ下さい。■