漠然とした体の不調は自分も多々経験することです。不調があると不安が募ります。不安は増幅して、良からぬ事ばかりを考えるようになります。検査をして異常が無ければ安心して日常生活を送ることができるので、確認は大切です。できる検査はしておきましょう。
その極みが人間ドックですが、毎年フル検査をしていたのに末期がんと診断されたというお話も散見されますけれど、検査で異常がなかったのは検査をした ”その時” であり、健康な未来が約束されたわけではありません。検査を行う意味と意義が大切になって参ります。
さて、お話を戻しまして、既に色々検査して異常が無いけれど、体の不調は続いていることも少なくありません。もしかすると珍しい病気で選ばれる検査が適合してしないこともあるでしょうし、現代医学では検出できない病態の可能性もあります。それを言うときりがありませんが、医療現場では検査で異常が無ければ正常であるという風潮がありますので、結果としては悶々といたします。
症状があるのに病名がつかない状態ですが、症状があるということは身体に問題があるということです。日常生活を営むことはできて、検査でも大きな異常がないのであれば、とりあえずは良しとしまして、硬い体をリハビリでほぐすことや、高濃度ビタミンC点滴などの自費診療も役立つかもしれません。そのようなこともお気軽にご相談ください。
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