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「前より手足が冷えるようになった」
「靴下を履いていてもつま先が冷たい」
「血糖は安定しているけど、なんとなく体がだるい」
糖尿病と診断され、生活習慣の見直しや内服を続けている中で、
このように“冷え”の症状を訴える方が年々増えています。
特に40〜60代の女性は、ホルモンの影響や筋肉量の減少、血行不良などが重なりやすい世代。
「ただの冷え性かな」と見過ごしてしまうと、思わぬ体調不良の原因になることもあります。
糖尿病は「血糖が高い病気」だけではありません。
長期的には、血管や神経にじわじわとダメージが蓄積していきます。
特に起こりやすいのが、
● 毛細血管の血流が悪くなる(抹消循環障害)
● 自律神経の乱れ(血管の調整機能の低下)
● 筋肉量の減少に伴う代謝低下
こうした変化が進むと、冷えやすく・疲れやすく・むくみやすい体質に近づいていきます。
「血糖値だけ見ていれば大丈夫」と思いがちですが、
冷えという体のサインは、血流の悪化や代謝低下の兆候でもあるのです。
漢方では、冷え=「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の巡りの乱れと捉えます。
特に糖尿病に関連する冷えでは、
・血が不足して巡らない「血虚(けっきょ)」
・血が滞って炎症や痛みが残る「瘀血(おけつ)」
・水分の代謝が悪く、むくみや冷えが出る「水滞(すいたい)」
など、複合的な体質変化が起こっていることが多いです。
漢方では「血糖」そのものを下げる薬ではありませんが、
代謝・循環・自律神経を整えることで、糖尿病の体調管理を“底上げ”するアプローチが可能です。
※処方には医師の診察と体質判断が必要です。自己判断は避けてください。
● 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
体力があまりなく、冷え・むくみ・めまいが出やすいタイプに。血の巡りと水の代謝を改善します。
● 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
下半身の冷え・のぼせ・月経不順・肌のくすみなど、「瘀血(おけつ)」タイプに。
血流を促し、冷えを芯から整える。
● 八味地黄丸(はちみじおうがん)
年齢とともに冷えや排尿トラブルが出やすくなった方に。
糖尿病による神経症状や足の冷え・しびれにも処方されることがあります。
● 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
疲れやすく、食欲が不安定、気力が出にくいタイプに。
体力を底上げし、冷えや低体温の改善を助けます。
糖尿病の方にとって、運動は欠かせない習慣です。
でも「冷えるから動きたくない」「冬はおっくう」という方も多いですよね。
そこで、血糖と血流を両方意識した“ゆるめのストレッチ”が効果的です。
運動が苦手な方でも、毎日のちょっとした動きで冷えに強い体を育てることができます。
おすすめストレッチ|血流促進&冷え対策
- 椅子に座って足首をゆっくり回す(左右10回ずつ)
- 両手を肩に当てて、肘で円を描くように肩回し
- 両手を後ろで組んで、胸を開いて深呼吸
- お腹に手を当てて、ゆっくり鼻から吸って、口から長く吐く
無理のない範囲で、「呼吸」「筋肉」「巡り」を意識した動きを取り入れることで、
冷えだけでなく血糖コントロールにも良い影響が期待できます。

糖尿病と冷え、実は密接な関係があります。
血糖値は安定していても、「なんとなくつらい」「不調が多い」と感じていませんか?
漢方内科では、検査数値だけでは見えない体のサインを捉えて、
血流・代謝・自律神経などを総合的に整える方法をご提案しています。
板橋区ときわ台にある当クリニックでは、生活習慣病や更年期ケアにも詳しい医師が、
一人ひとりの体質と状態に合わせた漢方治療・生活指導を行っています。
冷えやすくなった、血糖が気になる、薬以外の対策も知りたい。
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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