加齢による筋力の維持と増強

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加齢による身体機能の低下、予備能力の減少等の生理的変化に伴い生活習慣が変化すると、身体活動量が低下し、筋力低下が発生します。

特に姿勢の変化(立位での体前傾化)、柔軟性の低下、バランス能力の低下もみられ、身体活動の低下により、容易に歩行障害をきたし転倒する可能性が高くなります。また、加齢に対する不安や自信喪失など心理的な要素が加わると、生活範囲が狭小化し、最終的に、寝たきりへ進行することが問題視されています。

脚を鍛えるメリット

まずは、体を支え動かす脚の筋肉を鍛える必要があります。脚の筋肉は体の土台となる部分で、ここが安定していれば体のほかの部分も動かしやすくなります。また、脚の筋肉を鍛えることは血液循環にも重要とされています。下半身には血液の約7割が集まっているといわれており、その血液をふくらはぎの筋肉がポンプのように心臓へ戻しています。脚を鍛えるとこの血液循環をサポートでき、血液のうっ血によるむくみ防止にも役立ちます。

当院では、転倒予防にも効果的な筋肉トレーニングを指導していきます。

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