スポーツで傷んだ筋肉・腱・関節に、再生医療の力を
ときわ台ときわ通りクリニックのスポーツ整形外科では、スポーツによるケガや慢性的な痛みに対して、幹細胞培養上清液を用いた注射治療を行っています。
「ヒアルロン酸やステロイドの注射を繰り返しているけれど限界を感じている」「手術は避けたいけど、何もしなければ競技復帰は遠い」「できるだけ早く試合に戻りたい」──そうした悩みを持つアスリートやスポーツ愛好家の方に向けた選択肢が、この治療です。
担当する佐和田桂一医師(日本体育協会公認スポーツドクター・整形外科専門医)は、自身も格闘技を実践し、ボクシング・K-1・RIZINなどプロ格闘技選手の治療にも携わってきた経験があります。かつて、重度のケガで引退寸前まで追い込まれたトップアスリートに再生医療を選択し、競技復帰を実現した経験も持っています。
筋肉・腱・関節のどこに、どのタイミングで注射すれば最も効果的か──その判断は、スポーツを知り、体の使い方を理解しているスポーツドクターだからこそできるものです。
※本治療は自由診療(保険適用外)です。
幹細胞培養上清液とは
幹細胞の「修復を促す力」だけを取り出した液体
MSC-CM(Mesenchymal Stem Cell Conditioned Medium)とは、ヒトの間葉系幹細胞を培養する過程で、幹細胞が放出する成長因子やサイトカインなどの生理活性物質を豊富に含んだ液体(上澄み液)です。
ポイントは、「幹細胞そのもの」を使うのではなく、幹細胞が分泌した「修復を促す成分」を活用するという点です。幹細胞は培養の過程で、VEGF(血管内皮増殖因子)、HGF(肝細胞増殖因子)、IGF(インシュリン増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)、TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)など、500種類以上の生理活性タンパク質を放出しています。
これらの成長因子が損傷した組織の細胞に働きかけ、修復・再生を促進します。傷ついた腱や靱帯、炎症を起こしている関節、ダメージを受けた筋肉に対して、体が本来持っている「治す力」を後押しする──それがこの治療の考え方です。
PRP療法との違い
再生医療の分野ではPRP(多血小板血漿)療法も知られていますが、PRPが血小板由来の成長因子を活用するのに対し、幹細胞培養上清液は幹細胞由来の成長因子とエクソソーム(細胞間情報伝達を担う微小粒子)を活用します。
エクソソーム内のmiRNA(マイクロRNA)が損傷組織の情報伝達を正常化し、内在性の幹細胞に働きかけることで再生を促すと考えられています。
スポーツ整形外科でMSC-CM注射が向いている方
腱・靱帯の損傷
- 靱帯損傷後の回復を促したい方(膝前十字靱帯、内側側副靱帯など)
- アキレス腱炎、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)など慢性的な腱の痛みが続く方
- テニス肘やゴルフ肘が長引いている方
関節の痛み・炎症
- ヒアルロン酸やステロイド注射では効果が不十分だった方
- 変形性関節症の初期〜中期で手術を避けたい方
- 関節内の炎症がなかなか引かない方
筋肉のダメージ
- 肉離れの回復を早めたい方
- 打撲後の筋肉のダメージが長引いている方(格闘技選手に多い)
早期復帰を目指すアスリート
- 試合やシーズンに間に合わせたい方
- 手術を避けたい、または手術までの間に状態を改善したい方
当院で使用する幹細胞培養上清液の安全性
当院で使用する製剤は、株式会社クレセントリソースズが提供する臨床研究用製剤です。同社は名古屋大学医学部附属病院の上田実名誉教授の研究をベースに、10年以上にわたり幹細胞培養上清液の研究・製剤化に取り組んでいます。
厳格な安全性検査(ロットごとに実施)
- 無菌試験(直接法):細菌の混入がないことを確認
- マイコプラズマ検査:微小な細菌の汚染がないことを確認
- エンドトキシン検査:発熱性物質がないことを確認
- ウイルス検査(9種類):HBV、HCV、HTLV、HIV、パルボウイルスB19の7種類+梅毒検査(RPR法・TPHA法)の計9種類
検査は株式会社保健科学研究所に委託し、厚生労働省の関連指針に準拠した体制をとっています。
クローン細胞による安定品質
製剤の元となる幹細胞はクローン細胞を確立して培養しているため、個体差に左右されない安定した成分の製剤が生成されます。バイアル瓶に分注し-80℃のディープフリーザーで冷凍保管。使用当日に解凍して使用するため、品質の劣化を防いでいます。
治療の流れ
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佐和田医師がレントゲン・超音波で損傷を診断
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保険診療で対応可能か、MSC-CM注射の適応かを判断。効果が期待できる場合にのみご提案
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損傷部位に直接注射。超音波ガイド下で正確に実施可能。所要時間は数分
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リハビリテーション科と連携し、修復を助けるプログラムを並行実施
費用について
| 区分 | 料金(税込) |
| MSC-CM注射 ─ 一般 | 80,000円 |
| MSC-CM注射 ─ アスリート・学生応援価格 | 30,000円 |
| 初診料(初回のみ) | 3,000円 |
※アスリート・学生応援価格は、競技スポーツに取り組む方および学生の方が対象です。
※注射の回数・間隔は症状により異なります。佐和田医師が最適な治療計画をご提案します。
よくあるご質問
Q. 注射は痛いですか?
A. 通常の関節注射と同様の痛みです。必要に応じて局所麻酔を併用しますので、強い痛みを感じることはほとんどありません。
Q. 注射後すぐに練習や試合はできますか?
A. 注射当日は激しい運動を避けてください。翌日以降の活動再開は損傷の程度や部位によって異なりますので、佐和田医師の指示に従ってください。
Q. 1回の注射で効果がありますか?
A. 1回で改善を実感される方もいますが、損傷の程度によっては複数回必要な場合もあります。経過を見ながら最適な回数を判断します。
Q. 副作用はありますか?
A. 幹細胞そのものを使用せず培養上清液を使用するため、細胞移植に伴うリスクはありません。注射部位の一時的な痛み・腫れが生じる場合がありますが、通常は数日で治まります。これまでの臨床研究で重篤な副作用は報告されていません。
Q. 何歳から受けられますか?
A. 成長期のお子さまへの使用は佐和田医師が個別に判断します。未成年は保護者の同意が必要です。
板橋区でスポーツの再生医療をお考えの方へ
スポーツのケガに対する治療は「安静・痛み止め・手術」だけではありません。再生医療という新しい選択肢が、今まさに広がっています。
当院では、スポーツドクターである佐和田医師がまず正確な診断を行い、保険診療で対応可能な範囲を見極めたうえで、MSC-CM注射が本当に適切と判断した場合にのみご提案しています。「自由診療ありき」ではなく、「その方に最善の治療を」という姿勢を大切にしています。
ときわ台駅から徒歩すぐ。板橋区でスポーツ整形外科の再生医療にご興味のある方は、まずは診察にお越しください。
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→ 「リハビリテーション」はこちら
幹細胞培養上清の担当医・診療スケジュール
- 担当医
- 佐和田 桂一(サワダ ケイイチ)
- 専門領域
- スポーツ整形外科
- 勤務曜日と時間
- 水曜日 午後
土曜日 午前
診療時間:月〜土 午前9:00〜12:15 / 午後15:00〜18:15(土曜は午前のみ、最終受付13時)
電話番号:03-6279-8610
治療に関する重要事項(自由診療)
| 治療名 | 幹細胞培養上清液注射(筋肉・腱・関節への局所注射) |
| 治療内容 | ヒト間葉系幹細胞培養上清液を、損傷した筋肉・腱・関節部位に注射し、組織の修復促進を図る治療です。 |
| 費用 | 一般:80,000円(税込)/ アスリート・学生応援価格:30,000円(税込)/ 別途初診料3,000円(税込・初回のみ) |
| 治療期間・回数 | 症状や損傷の程度により個人差があります。1回で改善する場合もあれば、2〜4週間の間隔で複数回の注射が必要な場合もあります。 |
| リスク・副作用 | 注射部位の一時的な痛み、腫れ、内出血が生じる場合があります。通常は数日で軽快します。これまでの臨床研究で重篤な副作用は報告されていません。 |
| 未承認医薬品等の使用 | 本治療で使用する幹細胞培養上清液は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認の製剤です。再生医療等安全性確保法の対象外であり、医師法の下で医師と患者さまの同意をもって自由診療として実施されます。 |
| 入手経路 | 株式会社クレセントリソースズ(東京都品川区)より入手。同社は名古屋大学医学部附属病院の研究をベースに製剤化・医療機関への提供を行っています。 |
| 国内の承認医薬品等の有無 | 本治療に用いる幹細胞培養上清液と同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。 |
| 諸外国における安全性情報 | 大学・研究機関での動物実験(マウス・イヌ・ラット・ウサギ)およびヒト臨床研究において、重篤な副作用は報告されていません。ただし、すべての方に同一の効果を保証するものではありません。 |
お電話にてお問い合わせください
当院の幹細胞培養上清液を用いた治療に関しましては、まずはお電話にてお気軽にご相談ください。
電話番号:03-6279-8610
診療時間:月〜土 午前9:00〜12:15 / 午後15:00〜18:15(土曜は午前のみ、最終受付13時)
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