糖尿病との関係は?「夏の低血糖」に注意!

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糖尿病との関係は?「夏の低血糖」に注意|原因・症状・対策をやさしく解説

夏になると、「なんとなくふらふらする」「冷や汗が出る」「急に力が入らなくなる」といった症状を感じることはありませんか?

暑さによる体調不良というと、熱中症を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、糖尿病の治療を受けている方では、「低血糖」にも注意が必要です。

特に夏は、食欲が落ちたり、汗をたくさんかいたり、普段より活動量が変化したりすることで、いつもと血糖値のバランスが変わることがあります。

今回は、糖尿病と夏の低血糖の関係、注意したい症状、日常生活でできる対策について、40~60代の方にもわかりやすく解説します。

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この記事のポイント

  • 夏に低血糖が起こることがある理由
  • 低血糖でみられる代表的な症状
  • 熱中症との違い
  • 日常生活でできる予防対策
  • 漢方内科で考える夏の体調管理

夏はなぜ「低血糖」に注意が必要なの?

低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態です。

糖尿病の治療でインスリン製剤や一部の血糖降下薬を使用している場合、食事量や運動量などとのバランスによって、血糖値が下がりすぎることがあります。

夏は、冬とは違って生活リズムが変化しやすい季節です。

例えば、こんな変化がありませんか?

  • 暑くて食欲が落ちる
  • 冷たい飲み物ばかりになり、食事量が減る
  • 外出や旅行で食事時間がずれる
  • 汗をかくことで脱水になりやすい
  • 暑さを避けるため、普段より運動量が減る

このように、普段と食事や生活パターンが変わると、薬の作用と体の状態とのバランスが変化することがあります。

「夏バテかな?」と思ったら要注意

低血糖の症状は、単なる夏バテや疲労と似ていることがあります。

低血糖でみられることがある症状

  • 強い空腹感
  • 冷や汗
  • 手の震え
  • 動悸
  • めまい・ふらつき
  • 強い疲労感
  • 集中しにくい
  • ぼんやりする

「暑いから汗をかいているだけ」「夏バテで疲れているだけ」と思ってしまうこともありますが、糖尿病治療中の方でこのような症状が急に出た場合には、低血糖の可能性も考える必要があります。

低血糖と熱中症はどう違う?

夏に起こる体調不良では、低血糖と熱中症の症状が似ている部分があります。そのため、症状だけで判断するのが難しい場合もあります。

低血糖でみられることがある症状 熱中症でみられることがある症状
冷や汗・手の震え 大量の発汗
強い空腹感 強い喉の渇き
動悸・ふらつき めまい・頭痛
集中力の低下 だるさ・倦怠感

糖尿病の治療中で、低血糖が疑われる症状がある場合は、自己判断で薬を中断するのではなく、主治医の指示に従うことが大切です。

低血糖を放っておくとどうなる?

軽い低血糖では空腹感や冷や汗、震えなどが中心ですが、血糖値がさらに低下すると、意識がぼんやりしたり、判断力が低下したりすることがあります。

意識がもうろうとする、反応がおかしい、けいれんする、意識を失うなどの症状がある場合は、緊急性があります。本人が自力で対応できない状態では、周囲の人が救急要請を含めて速やかに対応してください。

また、低血糖を繰り返している場合は、「また起こるかもしれない」と不安になり、食事や薬を自己判断で調整してしまうこともあります。

大切なのは、低血糖を一時的にしのぐだけでなく、なぜ起こったのかを振り返り、再発を防ぐことです。

夏の低血糖を防ぐために大切なこと

まず意識したいのは、夏だからといって食事を極端に減らさないことです。

「暑くて食べられないから、昼食は飲み物だけ」という日が続くと、血糖値の変動につながることがあります。食欲が落ちているときも、主治医から指示された食事や薬の取り方を基本にし、食事が十分に取れない場合は医療機関へ相談しましょう。

また、旅行や外出などで食事時間が変わる場合も、事前に対策を考えておくと安心です。

自分でできる「夏の低血糖」対策

夏の低血糖を防ぐためには、まず「いつもと違う生活になっていないか」を確認することが大切です。特に糖尿病の治療中は、食事・運動・薬のバランスが血糖値に影響します。

夏に意識したいポイント

  • 食欲が落ちても、食事を極端に抜かない
  • 食事時間や薬の時間をできるだけ大きくずらさない
  • 暑い日の激しい運動は避け、無理をしない
  • 外出時は低血糖時の対応について主治医の指示を確認しておく
  • 血糖測定を行っている方は、普段と違う症状がないか記録する

特に大切なのは、「食べられないから薬も自己判断で減らす・中止する」ことをしないことです。薬の種類によって対応が異なるため、食欲不振や体調不良が続く場合は、主治医に相談してください。

低血糖が疑われるときはどうする?

糖尿病治療中の方は、あらかじめ主治医から「低血糖が起きたときの対応」を確認しておきましょう。

一般的には、意識があり、自分で飲食できる状態で低血糖が疑われる場合には、ブドウ糖などの糖質を摂取して対応します。ただし、使用している薬によっては注意が必要です。

低血糖への対応は「糖尿病治療薬の種類」によって異なります。

「何をどのくらい摂ればよいのか」「薬はどうするのか」は、あらかじめ主治医や医療スタッフに確認しておきましょう。

意識がもうろうとしている人や、意識を失っている人に無理に飲食させるのは危険です。その場合は口から食べ物や飲み物を入れず、速やかに救急対応を検討してください。

水分補給も大切です

夏は汗をかくため、脱水にも注意が必要です。ただし、糖尿病の方は「とにかくスポーツドリンクを飲めばよい」とは限りません。

糖分を多く含む飲料を習慣的に飲むと、血糖値に影響することがあります。普段の水分補給については、水やお茶などを基本にし、運動量や発汗量、血糖値、治療内容に応じて主治医へ相談しましょう。

「喉が渇いてから飲む」のではなく、暑い日はこまめに水分をとることも心がけたいポイントです。

 

おすすめのストレッチで夏の体調管理

低血糖そのものをストレッチで治すことはできませんが、夏の運動不足や冷房による体のこわばりを防ぐために、軽いストレッチを取り入れるのはおすすめです。

座ってできる「ふくらはぎストレッチ」

  1. 椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。
  2. 片方の足を前に伸ばし、かかとを床につけます。
  3. つま先をゆっくり自分の方へ引きます。
  4. ふくらはぎが伸びるところで10~15秒ほどキープします。
  5. 反対側も同じように行います。

左右2~3回ずつを目安に、痛みのない範囲で行いましょう。

デスクワークなどで長時間座っている方にも取り入れやすい方法です。ただし、血糖値が低いと感じるときや、めまい・ふらつきがあるときに運動するのは避けてください。

▼その他のおすすめストレッチ

「夏の不調」を漢方の視点から考える

漢方では、夏の体調不良を「血糖値」だけで考えるのではなく、食欲、疲労感、汗のかき方、胃腸の状態、冷え、水分バランスなど、体全体の状態をみていきます。

例えば、暑さで食欲が落ち、胃腸が弱って疲れやすくなっている場合には、胃腸の働きを整える漢方薬が検討されることがあります。

漢方で考える「夏の不調」の例

  • 暑さで食欲が落ちて疲れやすい
  • 冷たいものを取りすぎて胃腸が弱っている
  • 汗をかきやすく、体力が落ちている
  • 冷房による冷えで体がだるい
  • 夏になると毎年胃腸の調子を崩す

ただし、漢方は糖尿病の薬の代わりになるものではありません。糖尿病の血糖管理には、食事療法や運動療法、必要に応じた薬物療法など、医学的な管理が重要です。

漢方内科では「体全体のバランス」も確認します

「血糖値は気になるけれど、夏になると毎年食欲が落ちる」「暑くなると疲れが抜けない」「冷たいものを摂ると胃腸の調子が悪くなる」など、慢性的な不調がある場合には、漢方内科で体質を含めて相談する方法もあります。

板橋区 漢方内科をお探しの方や、ときわ台 内科で夏の体調不良について相談したい方は、症状が続いている場合には一度ご相談ください。

こんなときは医療機関へご相談ください

  • 夏になると低血糖のような症状を繰り返す
  • 食欲低下が続いている
  • 糖尿病の薬を飲んでいるが、食事が十分にとれない
  • 血糖値が普段と大きく変化している
  • 冷や汗や震え、動悸などが何度も起こる
  • 夏になると体調を大きく崩してしまう

まとめ|「夏だから仕方ない」と我慢しないで

夏は、食欲の低下や生活リズムの変化、発汗、運動量の変化などによって、糖尿病の方の血糖管理が難しくなることがあります。

特にインスリン製剤や一部の血糖降下薬を使用している方では、低血糖に注意が必要です。

「冷や汗」「手の震え」「強い空腹感」「動悸」「ふらつき」など、いつもと違う症状が出た場合には、低血糖の可能性も考えましょう。

大切なのは、薬を自己判断で調整するのではなく、食事量や生活リズムの変化を含めて医療機関へ相談することです。

また、夏の食欲不振や疲労、胃腸の弱りなどが慢性的に続いている場合には、漢方という選択肢から体質を見直すこともできます。

気になる症状はお気軽にご相談ください

東京都板橋区常盤台にある当クリニックでは、内科・漢方内科の診療を通じて糖尿病や夏の体調不良、慢性的な疲れ、食欲低下などのお悩みに対応しています。

「夏になると毎年調子が悪い」「低血糖なのか夏バテなのかわからない」「食欲が落ちて薬とのバランスが心配」など、気になることがあれば、一人で抱え込まず医療機関へご相談ください。

無理をせず、食事・水分・睡眠を整えながら、必要に応じて医師と一緒に血糖値を確認していきましょう。

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