健康診断で再検査が必要な方へ | 放置リスクや受診の流れを解説

健康診断で再検査が必要な方へ | 放置リスクや受診の流れを解説

健康診断の結果に「要再検査」や「要精密検査」と記載されていても、「症状がないから大丈夫だろう」「忙しいからまた今度にしよう」と、そのまま放置してしまう方は少なくありません。

しかし、健康診断で異常を指摘された項目の中には、生活習慣病やがんなどの重大な病気が隠れている場合もあります。自覚症状がないまま病気が進行するケースもあるため、再検査の案内を受けた際は早めに医療機関を受診することが大切です。

とはいえ、「再検査と精密検査の違いがわからない」「どの診療科を受診すればいいのかわからない」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、健康診断で再検査を勧められる理由や放置するリスク、受診の流れについてわかりやすく解説します。

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健康診断で「要再検査」の通知が来たら

健康診断で「要再検査」の通知が来たら

健康診断の結果で「要再検査」や「要精密検査」と記載されていると、不安になるかもしれません。しかし、重大な病気があると決まったわけではないため、まずは落ち着いて結果内容を確認することが大切です。

「要再検査」と「要精検検査」の違い

まず、健康診断の結果に記載される「要再検査」と「要精密検査」は似た表現ですが、それぞれ意味が異なります。

要再検査とは、検査結果に異常がみられたものの、その異常が一時的なものなのかを確認するために、同じ検査や関連する検査を再度行う必要がある状態を指します。

一方、要精密検査とは、病気の可能性を含めて異常の原因を詳しく調べるために、より専門的な検査が必要と判断された状態です。例えば、便潜血検査で陽性となった場合の大腸内視鏡検査や、胸部X線検査で異常が認められた場合のCT検査などが該当します。

どちらの場合も、病気が確定したことを意味するわけではありません。しかし、健康状態を正しく評価するために追加の検査が必要と判断されているため、結果を放置せず、早めに医療機関を受診することが大切です。

再検査=重大な病気があるとは限らない

再検査の通知を受けると、「重い病気かもしれない」と不安になる方も少なくありません。

しかし、血液検査の数値は直近の食事内容や飲酒状況、睡眠不足、ストレスなどの影響を受けることがあり、健康診断当日の緊張で血圧が高くなる「白衣高血圧」もよくみられます。

そのため、再検査では異常なしや経過観察となるケースも珍しくないのです。

健康診断の再検査を放置するとどうなる?

健康診断の再検査を放置するとどうなる?

健康診断の再検査を勧められた場合は、できるだけ早く検査を受けることが重要です。

放置すると病気の発見が遅れる可能性があるため、まずは結果を確認し、必要に応じた医療機関を受診しましょう。

再検査を受けないことによるリスク

再検査を受けないことによるリスクは、病気の進行だけではありません。

異常が見つかった段階で対応していれば生活習慣の改善だけで改善する場合でも、受診が遅れることで薬物療法や長期通院などといった治療が必要になるかもしれません。

また、病気が進行すると入院や手術が必要となり、医療費や治療にかかる時間が大きな負担になります。ひいては仕事や家庭生活への影響も無視できません。

自覚症状がなくても受診が必要な理由

例えば、高血圧や糖尿病、脂質異常症などは、自覚症状がほとんどないまま進行することが特徴です。いずれも初期は症状が乏しく、気付いたときにはすでに合併症が進行していることがあります。

健康診断は、自覚症状が現れる前の段階で異常を発見することを目的としています。そのため、体調に問題がないと感じていても自己判断で放置せず、医療機関を受診することが大切です。

放置して重症化したケース

健康診断で異常を指摘されながら受診を先延ばしにした結果、病気が進行してから発見されるケースは少なくありません。

例えば、血糖値の上昇を放置したことで糖尿病が進行し、腎機能障害や糖尿病網膜症が見つかることがあります。また、便潜血陽性を放置した結果、大腸がんが進行した状態で発見されるケースもあります。

健康診断で異常が見つかった場合は、将来起こりうる病気の兆候として現れていることが多いのです。

健康診断の再検査はどこの病院を受診すればいいのか

健康診断の再検査はどこの病院を受診すればいいのか

健康診断で再検査を勧められた場合、「どこの病院に行けばよいのかわからない」と悩む方は多いでしょう。ここでは、選択肢になりうる病院を3つご紹介します。

専門病院

健康診断で特定の異常を指摘された場合には、専門病院の受診が勧められることがあります。

専門病院では、CT検査や内視鏡検査など、より詳しく調べるための検査設備が整っており、必要に応じた精密検査、そして治療までを受けることができます。しかもそれぞれの病気の専門とする医師による診断を受けられるため、病気の早期発見や適切な治療につながりやすい点もメリットです。

ときわ台ときわ通りクリニックでは、健康診断の他に各種内科、整形外科、皮膚科を専門とする医師が在籍しています。健康診断部門と各診療科が緊密に連携していますので、健康診断の結果をもとに必要な精査、そして治療へとシームレスに進むことができます。

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かかりつけ医

普段から通院している「かかりつけ医」がいる場合は、まずその医師に相談するのも1案です。

かかりつけ医は病歴や服薬状況を把握しているため、健康診断の結果を踏まえた総合的な判断をしてくれるでしょう。なお、必要に応じて専門医療機関を紹介してもらうこともできます。

健康診断を受けた病院

健康診断を受けた病院や健診センターでは、健診時のデータや画像を参照しながら再検査を進めることができます。施設によっては専門医療機関との連携体制が整っており、紹介してもらえる場合もあります。

健康診断の再検査の流れと費用

健康診断の再検査の流れと費用

健康診断で再検査を勧められた場合、まずは医療機関を予約し、結果票を持参して受診します。

再検査の内容によって所要時間や費用が異なるため、事前に確認をしておくとよいでしょう。

受診前に準備するもの

再検査を受ける際は、事前に必要なものを準備しておくと診察がスムーズです。

まず健康診断結果票、健康保険証(マイナンバーカード)、お薬手帳は必ず持参しましょう。日頃摂取しているサプリメントなどもあれば、持参するとよいでしょう。また、紹介状がある場合も忘れずに持参してください。

再検査当日の流れ

受診当日は、受付後に問診票を記入し、医師による診察を受けます。

診察では健康診断結果の内容に加え、現在の体調や生活習慣、既往歴、服薬状況などについて確認が行われます。その後、必要な検査を実施します。血液検査や尿検査だけで終わる場合もあれば、超音波検査やCT検査などを追加する場合もあります。

検査内容によっては待ち時間が長くなることもあるため、時間に余裕を持って受診すると安心です。

検査結果が出るまでの期間

結果がわかるまでの期間は検査内容によって異なります。

血液検査や尿検査などの検査であれば、数日程度で結果が判明することが一般的ですが、CT検査やMRI検査、内視鏡検査、病理検査などでは、結果が出るまで1〜2週間程度かかる場合があります。

結果説明の方法(診察/郵送)も医療機関によって異なるため、受診時に確認しておくとよいでしょう。

費用の目安

再検査の費用は検査内容によって異なります。

血液検査や尿検査の再測定であれば、保険適用後の自己負担は数千円程度で済むことが一般的です。

一方、CT検査やMRI検査、胃カメラ、大腸カメラなどの精密検査では、1〜3万円程度かかる場合があります。

なお、健康診断後の再検査や精密検査は、医師が診療上必要と判断した場合には健康保険が適用されることがあります。勤務先によっては費用補助制度が利用できる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

健康診断の再検査を受ける前に知っておくべき注意点

健康診断の再検査を受ける前に知っておくべき注意点

再検査では、前日の食事や飲酒、睡眠不足、服用中の薬などが結果に影響することがあります。なお、検査内容によっては絶食や飲水制限が必要になる場合もあるため、事前に医療機関からの指示を確認しておきましょう。

ここでは、代表的な注意点についてご紹介します。

自覚症状がなくても自己判断はNG

健康診断は、自覚症状が現れる前の異常を早期に発見するために行われます。

そのため、「症状がないから大丈夫」と自己判断して受診を先延ばしにするのはおすすめできません。健康診断で異常を指摘された場合は、症状の有無にかかわらず再検査や精密検査を受けましょう。

服用中の薬は事前に医師に伝える

現在服用している薬やサプリメントは、検査結果に影響を与えることがあります。

なお、胃カメラや大腸カメラなどの検査では、血液をサラサラにする薬を服用している場合に事前調整が必要となることがありますので、安全に検査を受けるためにも、服用中の薬は必ず医師に伝えてください。

再検査の前日・当日の食事や飲酒に気をつける

再検査では、前日や当日の食事・飲酒が検査結果に影響することがあります。

特に血糖値や中性脂肪、肝機能の検査では、食事内容やアルコール摂取によって数値が大きく変動する場合があります。そのため、検査前数日はなるべくバランスの取れた食事をし、飲酒は控えましょう。

また、検査内容によっては「前日の夜から絶食」「朝食禁止」などの指示が出ることがあります。胃カメラや腹部超音波検査では、食べ物が胃に残っていると正確な検査ができないことがあります。一方、水分摂取については制限が異なるため、事前に医療機関の指示を確認しましょう。

健康診断の再検査で異常なしになることも

健康診断の再検査で異常なしになることも

健康診断で「要再検査」と判定されても、必ずしも病気が見つかるとは限りません。

再検査の結果、異常なしと判断されるケースもあります。

一時的な数値異常の可能性も

検査結果は、検査当日の体調や生活習慣の影響を受けることがあります。

例えば、飲酒や睡眠不足、ストレス、激しい運動、脱水などによって一時的に数値が変動する場合があります。また、医療機関での緊張による白衣高血圧や、月経による貧血傾向などもよく見られます。

そのため、健康診断で異常を指摘された場合でも、再検査の結果、異常が認められないケースもあります。まずは過度に心配しすぎず、医師の指示に従って再検査を受けることが大切です。

もし再検査の結果が悪かったら?

再検査で異常が確認された場合は、その結果に応じて今後の方針が決まります。

生活習慣の改善のみで経過観察となることもあれば、薬物療法や追加の精密検査が必要になる場合もあります。

異常が見つかったとしても、すぐに重い病気と診断されるわけではありません。医師の説明を聞きながら、適切に対応していくことが大切です。

健康診断の再検査に関するよくある質問

健康診断の再検査に関するよくある質問

健康診断で再検査を勧められると、「すぐ受診すべき?」「どこの病院に行けばいい?」「精密検査も必要?」など、さまざまな疑問を持たれる方が多いでしょう。

ここでは、再検査についてよくある疑問をわかりやすく解説します。

再検査は何ヶ月後に受けるといいですか?

再検査を受ける時期は、一般的には診断結果を受け取ってから1か月以内の受診が推奨されます。ただし、「要精密検査」と記載されている場合は、可能な限り早く受診することが大切です。

特に、便潜血陽性や胸部X線異常、血糖値の大きな異常などは、早期受診が重要ですが、軽度の血圧異常や脂質異常では、生活習慣を見直したうえで数か月後に再確認するケースもあります。

ただし、自己判断で長期間放置するのは危険です。結果票に「至急受診」「要精密検査」などの記載がある場合は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

再検査は何科を受診するのですか?

基本的には、異常を指摘された項目に応じて適切な診療科を受診することが大切です。

例えば、血圧や血糖値の異常なら内科、胃の異常なら消化器内科、心電図異常なら循環器内科が一般的です。検診結果に「受診をお勧めする診療科」が記載されている場合もあります。

また、再検査は必ずしも大きな病院で受ける必要はありません。かかりつけ医や健康診断を受けた医療機関でも対応可能な場合があります。不安な場合は、まずは病院に電話して相談するとスムーズです。

再検査と精密検査は別々に受診する必要がありますか?

再検査と精密検査は、必ずしも別々の日に受ける必要はありません。医療機関によっては、再検査と同時に、そのまま精密検査の予約や追加検査へ行うことがあります。再検査は異常の有無を確認する段階、精密検査は原因を詳しく調べる段階と考えるとわかりやすいでしょう。

まとめ

健康診断は、病気や体の異常を早期に発見し、健康状態を見直すための大切な機会

健康診断で「要再検査」や「要精密検査」と判定されても、必ずしも重大な病気が見つかるわけではありません。しかし、自覚症状がないからといって放置すると、生活習慣病やがんなどの病気の発見が遅れてしまう可能性があります。

健康診断は、病気や体の異常を早期に発見し、健康状態を見直すための大切な機会です。結果を受け取って終わりにするのではなく、その後の行動につなげることが重要です。

ときわ台ときわ通りクリニックでは、健康診断後の再検査や精密検査にも対応しております。健康診断の結果について不安がある方や、どのように対応すればよいかわからない方は、お気軽にご相談ください。早期発見・早期治療のためにも、結果を放置せず適切な対応を心がけましょう。

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