年末年始こそ“血糖値注意報”|食べすぎ・飲みすぎの後悔を防ぐ7つの工夫

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季節のあるある|「つい食べすぎた…」が積もって血糖が乱れる季節

年末年始は、ごちそうの誘惑が続く“血糖コントロールの落とし穴”。

  • 大晦日のごちそう
  • 正月の雑煮やお餅
  • 久々の飲み会や帰省での外食
  • 「お正月くらいは…」の気の緩み

こんな風に、“毎日ちょっとずつ”の食べすぎ・飲みすぎが重なり、気づけば血糖値が上昇…。
体重も増え、疲れやすさや眠気、口の渇きなど「いつもと違う」体調を感じる方が少なくありません。

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具体的な症状|高血糖状態がもたらす体のサインとは?

糖尿病や予備群の方にとって、血糖値の急上昇・持続的な高血糖は命に関わることもあります。
以下のような症状が出ている方は注意が必要です。

  • 食後の強い眠気
  • やたら喉が渇く・水をたくさん飲む
  • だるさ・集中力の低下
  • 尿の回数が多い
  • 傷の治りが遅い
  • 足のしびれ・冷え(末梢神経障害)

これは単なる疲れではなく、「血糖が乱れているサイン」かもしれません。

放っておくとどうなる?|糖尿病は“静かに進行する病気”

一時的な高血糖でも、繰り返すことで「慢性炎症」となり、血管や神経、目・腎臓などを傷つけていきます。

✅ 特に年末年始にリスクが高まる合併症

  • 糖尿病性神経障害:手足のしびれ・痛み・冷え
  • 糖尿病性網膜症:視力低下・目のかすみ
  • 糖尿病性腎症:むくみ・タンパク尿・最悪の場合は透析

症状が出た時にはかなり進行しているケースも多く、
「正月明けに数値が跳ね上がっていた」
「健康診断で糖尿病を指摘された」
という方も珍しくありません。

自分でできる対処法|年末年始でも血糖値を乱さない7つの工夫

糖尿病=「甘い物を我慢する」だけではありません。
ポイントは“急に上げない・ゆるやかに下げる”工夫です。

  1.  食べる順番を変える(ベジファースト)
    まずは野菜・汁物をしっかり摂ってから、主食や肉・魚を。
    → 血糖の急上昇を抑える効果あり。
  2. ゆっくりよく噛む(早食いNG)
    1口30回が目安。
    よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止に。
  3. お餅は“数”より“サイズと食べ方”で調整
    餅は高糖質。一度に2個以上は避け、野菜たっぷりの雑煮にして食べ方を工夫。
  4. 飲酒は「控えめに+糖質に注意」
    ビール・日本酒は糖質多め
    焼酎やウイスキーは糖質ゼロでも飲み過ぎ注意
    空腹で飲まない・おつまみに野菜やタンパク質を選ぶ
  5. 体を動かす(軽い運動でOK)
    食後に10〜15分の散歩でも、血糖の上昇を緩やかにする効果。
    寒い日は室内でその場足踏み・ストレッチも◎。
  6. 間食は“質”で選ぶ
    ナッツ(無塩)
    チーズ・ゆで卵
    糖質オフの寒天ゼリーや豆乳プリン
    → 低GI・高たんぱくなおやつが、血糖スパイク予防に◎
  7. 「1日3食+1回の測定」を意識する
    正月休み中は生活リズムが崩れがち。
    “朝昼晩きちんと食べる”+血糖測定1回を目安に。
    → リズムが整うと、血糖コントロールもしやすくなります。
漢方という選択肢、糖尿病内科での対応

▼漢方でサポートできること

症状タイプ 対応する漢方例
食後すぐ眠くなる・だるい 補中益気湯、黄耆建中湯
胃腸が弱く、食事のバランスが悪い 六君子湯、人参湯
イライラ・過食傾向・夜間過食 柴胡加竜骨牡蛎湯、抑肝散
口渇・頻尿・手足のほてり 白虎加人参湯、猪苓湯

西洋薬+漢方の併用や、体質改善としての導入も可能です。
「まだ薬は早い」「でも気になる」段階でも、内科で相談できます。

年末年始も、あきらめずに血糖と向き合える方法があります

糖尿病は、“生活習慣を一緒に考えてくれる医師”との出会いが、コントロール成功のカギになります。
当院では、

  • 血糖値やHbA1cのモニタリング
  • 食事・運動・習慣のアドバイス
  • 必要に応じた薬・漢方の併用
  • 無理のない目標設定と継続フォロー

を通じて、年末年始を含めた“1年を通じた血糖管理”をご提案しています。

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